2024年から始まった新NISA。
新 NISAになり年間の投資上限金額が360万円になり、非課税保有期間が無期限化、非課税限度額が1,800万円と非常に有利な制度に進化しました。
使わないと損なレベルだよね
神改正だよ
投資は長期目線で考えるのが大切なので、新NISAを活用し始めるということは証券会社とも長いお付き合いになります。
もしかしたら一生の
お付き合いになるかも
とても大切な証券会社選び。
だからこそ投資初心者の方には窓口がある対面証券はおすすめできません。
なぜなら証券会社にとってのいいカモにされてしまう可能性があるからです。
※対面証券がどうして危険なのかはこちらの記事で解説しています。
新NISAを始めるのであればネット証券がおすすめです。
きっとあなたもそのことはご存知な上で
「色々あるネット証券の中で自分にはどこが合っているんだろう?」
と探しにやってこられたのだと思います。
今回はそのように悩んでいる方に向けて主要なネット証券3社を徹底的に解説します。
どこも素晴らしい証券会社ですが、それぞれ特徴がありますのであなたに合った証券会社を見つけてくださいね。
この3社ならば
どこを選んでも失敗しません
楽天証券、SBI証券、マネックス証券の比較
SBI証券と楽天証券がネット証券業界での2強ですが、マネックス証券がその後を追っているイメージ です。
ただ3社とも非常に大きなネット証券ですから証券会社ごとのスペックにそこまで差があるわけではありません。
ただそれぞれ特徴がありますので、やはり自分に合ったところを探せる方が良いですよね。
ここではこの3社に対して様々な角度から比較検証していきます。
比較表を作りました!
※1 2023年10月以降にマネックス証券で口座開設された方は2.2%、2023年9月までに開設された方は1.5%になります。(適用期間は2024年9月30日まで)
ピンクの枠は「いいね」
ブルーの枠は「イマイチ」
ってことだね
表の中身を見ながら
解説します
自分に合ったネット証券を選ぶポイント
証券会社を選ぶときの
ポイントって何かな?
ポイントをチェック
してみましょう
証券会社選びのポイントは次の6つです
- 買いたい銘柄があるか?
- 銀行の連携サービスはあるか?
- 現在のポイ活と合っているか?
- 投信保有ポイントがあるか?
- 手数料は安いか?
- 証券会社のHPやアプリは使いやすいか?
それぞれ解説していきますね
買いたい銘柄があるか?
多くの方は新 NISAのつみたて投資枠を利用して株式のインデックスファンドを購入予定だと思います。
結論、楽天証券、SBI証券、マネックス証券であれば重要なインデックスに連動するインデックスファンドはほぼ取扱いがあります。
全世界に投資したいのか、全米上位500社に投資したいのか、広く全米に投資したいのか、先進国に投資したいのかだと思います。
これらに連動するインデックスファンドは3社とも広く取り揃えているので頭を悩まさなくても大丈夫です。
また銘柄数もどの証券会社もほとんど変わりありませんのでご安心ください。
良かった
銀行の連携サービスはあるか?
証券会社と銀行が連携していると便利なことが多いです。
ネット証券と指定の銀行の両方に口座を持っている場合「自動入出金サービス」を利用できます。
「自動入出金サービス」とは銀行口座にお金が入っていれば、株などを買いたいときにネット証券の方の残高が足りなくても、自動で銀行口座から補充されるサービスです。
「自動入出金サービス」があるのは楽天銀行とSBI銀行です。
マネックス証券には「自動入出金サービス」はありませんが、無料で即時入金ができる銀行と連携させることは可能です。
楽天銀行だと普通預金の
金利も良くなるのは魅力的!
現在のポイ活と合っているか?
普段からよく利用するポイントで選ぶのも一つです。
楽天市場をよく利用されるのであれば楽天ポイントは嬉しいですね。
そしてポイントの種類もですが、やはり付与率の高さに注目したいです。
年会費無料のクレジットカードで比較すると断然マネックス証券のクレカ積立がお得です。
通常でも1.1%付与されますが、2024年9月30日までならば口座開設時期によって2.2%や1.5%にアップします。
2023年10月以降にマネックス証券で口座開設された方は2.2%、2023年9月までに開設された方は1.5%になります。(ただし適用期間は2024年9月30日までとなりそれ以降は1.1%となります)
今からマネックス証券で
口座開設する人はラッキーですね
ただ「年会費がかかるクレジットカードでもいいよ」って方には他の証券会社がお得になる可能性があります。
年会費がかかってもいい方におすすめなのが三井住友カードゴールド(NL)です。
こちらは年会費が5,500円かかりますが1年で100万円以上利用すると翌年以降の年会費が永年無料になります。
これを100万円修行と
呼んでいる情報発信者も
多いです
何か大きなお買い物をするときに合わせて申し込むと良いですね。
私は保険の掛け金をこのカードで払ったり、生活費を集中させたりしてクリアしました。
クリアしたあとはクレカ積立用に設定しておくだけで毎月の積立額に1%の還元があります。
またその後も毎年年間100万円を達成すると毎年1万円のポイントももらえますので、クレジットカードを沢山利用する方にはおすすめです。
一方、楽天はノーマルの楽天カードは還元率は0.5%ですが、楽天キャッシュを合わせることで月10万円分までポイントがもらえます。
通常はクレカ積立であれば5万円までしかクレカにポイントはつかないのですが、楽天の場合は楽天キャッシュを利用することによってプラス5万円(合計10万円)まで0.5%付与されます。
こちらは毎月つみたて投資を10万円される方には良いですね。
ただこの場合でもマネックスカードのポイントの方が550円(5万円の1.1%)なのでお得になります。
毎月10万円を積立する場合(つみたて投資枠満額利用)
- 楽天証券の場合 楽天カード5万円×0.5%+楽天キャッシュ5万円×0.5%=500ポイント
- SBI証券の場合 三井住友カードゴールド(NL) ※5万円×1%=500ポイント
- マネックス証券の場合 マネックスカード ※5万円×1.1%=550ポイント
※現在はクレカ積立にポイントを付与できるのは5万円までと定められているため
少しの差に思われると思いますが、これから長期でクレカ 積立をしていこうと思われている方にはマネックスカードでの積立がお得です。
\ 還元率キャンペーン中/
投信保有ポイントがあるか?
投資信託の保有時にもらえるポイントも大切です。
こちらはSBI証券が優秀です。
新NISAで非常に人気のある「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」と「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」共に投信保有ポイントが付くのはSBI証券とマネックス証券です。
S&P500の場合はSBI証券の方が若干ポイント付与率が高いです。
\ 投資保有ポイントがもらえてお得 /
楽天証券は残念ながらこのどちらにも投信保有ポイントは付与されません。
ただし楽天証券の場合、オリジナルの「楽天」シリーズのオールカントリーとS&P500には投信保有ポイントが付与されます。
また信託報酬も若干安いので選んでみるのもありです。
eMAXIS Slimシリーズにこだわらないという方であれば楽天のオルカンや楽天のS&P500でも良いかもしれません。
手数料は安いか?
新NISAで購入できる商品の売買手数料に関しては3社共に大差ありません。
中国株に関心のある方はマネックス証券が株式・ETF共に手数料が無料なので良いかもしれませんが、ほとんどの方は全世界かS&P500に連動するインデックス投資をされると思いますのでどこでも大丈夫です。
証券会社のHPやアプリは使いやすいか?
証券会社のホームページやアプリはかなり個性が出ています。
一番わかりやすいと評判がいいのは楽天証券です。
感覚的に使いやすいので初心者の方には楽天証券がおすすめですが、慣れてしまえばSBI証券でも問題はありません。
各証券会社におすすめな人は?
どの証券会社も一長一短ありますので、あなたが普段どのような生活をされているかで決めても良いかもしれません。
楽天経済圏の方にはやはり楽天証券がおすすめです。
特に楽天モバイルを利用している方は楽天市場で付与されるポイント還元率にも良い影響を与えます。
毎年何万円もふるさと納税をされている方はポイント還元率が高いと嬉しいですよね。
SBI証券は総合的に優れた点が多いです。
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を購入していくのであれば投信保有ポイントが高いSBI証券がいいです。
投信保有ポイントは保有している金額が多い人や年数が長い人には良い影響を与えますので新NISAの枠を早い年数で枠いっぱいにできる方にはお勧めです。
マネックス証券はなんといっても無料のクレジットカードで積立をしたい方向けです。
毎月5万円以内のクレカ積立で今から資産形成していきたい方にはお勧めです。
まとめ
ネット証券の中で主力の楽天証券、SBI証券、マネックス証券の3社について比較してみました。
どの証券会社もスペックにそこまで差があるわけではありませんので基本的にこの3社であればどこで口座開設しても問題ありません。
その上で更に個性を比べて選びたい方には次のようなことで判断されると良いです。
楽天証券を選ぶのが良い人
- 楽天経済圏の人
- 楽天モバイルのユーザー
- 初心者でパソコン操作が苦手な人
SBI証券を選ぶのが良い人
- 投資信託を保有している金額が多い人
- 投資信託を保有する年数が長い人
- 「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を購入していく人
\ オールマイティなネット証券/
マネックス証券を選ぶのが良い人
- 年会費無料のクレジットカードが良い人
- ドコモユーザー
- 毎月の積立が5万円以内の資産形成中の人
\ 年会費無料のクレカ積立でお得/
私は楽天ユーザーなので
最後まで悩んだ〜
私は新 NISAの成長枠で
年始に一括投資するので
投信保有ポイントが高い
SBI証券にしました
私は無料のクレジットカードで
毎月3万円ずつ積立てたいので
マネックス証券にしようかな
これから長いお付き合いになる証券会社ですのでしっかり選んで賢く資産形成していきましょう。
※マネックス証券のクレカ積立に関する詳しい記事はコチラです。
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