2024年から始まった新NISA。
興味はあるんだけど…
「興味あるけど自分はもう50代だし遅いんじゃないかな?」と思っていませんか?
そんなことはありません
50代の投資は確かに戦略が必要です。
そして元手(タネ銭)もかなり重要です。
投資するお金(元手)は雪だるまのように複利の力を使ってどんどん大きくなっていきます。
その最初の雪玉(大きさは様々)を投資の世界に入れられるかどうかで老後の資産額が大きく違ってきます。
投資には慣れてなくて…
私たち50代が若いときは「投資なんてギャンブル」「お金は銀行に預けておけばいい」という考えの人がほとんどでした。
そのまま生きてきたので投資に縁がなかった人がとても多いです。
しかし、しっかり投資のことを学べば今後の人生に大きな差が生まれるのは確かなのです。
今は銀行にお金を預けておくだけでは、お金が減っていくってご存じでしたか?
え?
銀行に預けていたら
お金が無くなっていくの?
実際にお金が無くなって
いくのではありません
ここ数年、物価って上がっていますよね?
昔100円で買えていたお菓子が130円になっていたり、回転すしだってもう100円均一ではなくなっています。
つまり10年前の100円はもう現在では100円の価値をもたなくなっているのです。
物価が上昇することをインフレといいますが、インフレ率が2%とすると・・・
100万円の商品の場合、10年後には商品の値段が122万円になります。
※総務省の調べによると2023年11月の消費者物価指数は前年同月比と比べて2.8%の上昇です。
トホホ・・・
銀行預金の金利(今のメガバンクの定期預金の金利は0.002%)では100万円を1年預けても20円しか利息がつきません。
10年(10倍)預けても
たったの200円です。
つまり預金金利が物価上昇率に負けて資産が目減りしていくという意味なのです。
このような超低金利時代はお金は運用しなければ価値が減っていくのです。
資産運用のことを正しく理解して、きちんと資産を増やしていきましょう。
57歳の私も新NISA活用しますよ
投資は元手(タネ銭)が大事である
投資をしようと思ってもお金がないとできません。
よく貯金もないのに「投資すればお金が増えるんでしょ?」とありったけのお金を投資に回してしまう方がいます。
それ危険です!
根っからのギャンブラー気質の方に多いです。
50代でよく知らないものに一か八かに賭けるようなことは絶対にしないでください。
ダメ!絶対!
投資は「長期運用」が基本です。
短期では大きなマイナスになってしまうこともあるからです。
新NISAでつみたて投資枠でインデックス投資を行う方が多いと思います。
インデックス投資は比較的安心と言われていますが、それでも最低15年は寝かせておけるお金でないと手を出してはいけません。
5年後に必要なお金は
投資に回してはダメなの?
5年後に費用なお金は
「現預金」で保管して
おいてください
数年後、何か起こったときにすぐに使えるお金がないのに投資なんて始めてはいけません。
これものすごく大事です
私は昔から倹約家でコツコツとお金を貯めてきました。
その結果、今、元手(タネ銭)が出来ています。
私は現在57歳ですが、33歳で離婚してまだ小さい子供2人を育てながら、どのように元手(タネ銭)を貯めたのかお話します。
今、子育てをされている若い世代の方のご両親と同じ時代を生きてきた私の例ですが参考にしてもらえたら嬉しいです。
思い返すと懐かしいです
私が20代から元手(タネ銭)を作った方法
①無駄なことにお金を使わない
当たり前のことですがこれが大前提です。
私が20代のときは世の中はバブル景気でみんな浮かれていました。
あちこちで華やかなパーティーが開かれていて、お酒を飲んだあとは女性はタクシーに乗って帰るのが当然のような風潮でした。
女性は毛皮のコートをまとってる人も多くてフサフサして鼻がこそばかったです(笑)
そんな人たちを見ても私は特に毛皮が欲しいとか、タクシーに乗って帰りたいとは思いませんでした。
私は身長が高かったので毛皮を着て更に大きく見られるのがイヤだったのです。
そんな理由!?
毛皮に興味なかったのもある(笑)
そしてまだ電車も動いているのにタクシーを利用して1万円も払うことにどうしても納得ができなかったのです。
「もったいない」
この感覚を植え付けてくれた両親に感謝しています。
お父さん、お母さん
ありがとう
②金利を味方につける
私が20代の頃は郵便局の定額貯金の利率が6%ありました。
信じられますか?
元本割れもしない超安全な定額貯金に、ただ預けておくだけで半年複利効果で10年でお金が約2倍になった時代です。
こんな時代でもお金にうとい人はただの普通預金にお金を置いていました。
私はマネー本を見て「これは預けなきゃ損!」とばかりにすぐさま郵便局に預けに行きました。
元々貯金もそこそこ持っていた私ですのでここでお金は2倍に増えました。
情報はしっかりつかむことが大切です。
今、こうして情報をつかみにいこうとしてる方はとても素晴らしいですね。
情報は宝です
③不動産で利益を得る
私は宅建士の資格を持っていました。
世間はバブル。
土地の値段や家の値段がハネあがっていました。
そのときにうまく不動産を動かしたおかげで少しまとまったお金を手にすることができました。
このお金を自分の持ち家の頭金にしました。
不動産の知識を使う。
知識をつけることは何歳からでも遅くありませんよ。
身につけた知識は
誰にも奪えません
④借金はさっさと返す
預金利率が高いということは住宅ローンの金利も高いということです。
毎月のお給料やボーナスでまとまったお金が貯まったらこまめに繰上げ返済をして残高を減らしていきました。
今は住宅ローンの金利がウソのような低さなので現金を確保しつつ住宅ローンを返していく方が良いと言われていますが、当時はなるべく早く返済することが鉄則でした。
借金はしない。
これはいつの時代でも鉄則です。
借りたものは早めに返すが
今でも鉄則です
⑤養育費は必ずもらう
新築の家を建てて幸せにそこで子育てをしていくはずでしたが、残念ながら離婚することになりました。
上の子は7歳、下の子は4歳でした。
この子達が20歳になるまでは親の責任としてなんとしてでも育てあげなければなりません。
離婚する元旦那さんと協議の上、養育費に関する「公正証書」を作成しにいきました。
お陰で2人が20歳になるまで養育費はずっといただくことができました。
養育費は大事。
誠実な対応をしてくれた元旦那さんに心から感謝しています。
本当にありがとうございました
⑥節約して家計管理をする
シングルマザーとなり、2人の子供を育てる上で、節約はかかせません。
ご飯は必ず手作りしていました。
ときどき下の子が「たまにはお弁当でなくて食堂で食べたい」と言いましたが、子供達が学校に通ってる間はずっとお弁当を持たせていました。
誕生日やクリスマスなどの行事も外食はせずにすべてお手製料理です。
そしてお出かけするときは絶対にペットボトルは買わない。
育ち盛りの子供はとにかくすぐ喉が渇きます。
その度に自販機で買ってたいたらとんでもないことになります。
大人になった娘は今でも「自販機で買っていいの?」といいます(笑)
当時は相当ケチって
たんだなと反省・・・
洋服は親戚からもらったおさがりばかりでした。
すぐに大きくなるので十分でした。
たまの旅行も基本アウトドア。
キャンプしたり、たまにホテルに泊まるにしても1泊3000円以内を探してギューギューで寝ていましたね(笑)
収入より支出が大きくならないように節約する。
当たり前のことですが、これが中々難しい家計管理の鉄則です。
ちなみにうちの母は
もったいないからと
お風呂の電気を
つけませんでした
血筋ですね(笑)
⑦本業以外にもバイトをする
私は不動産の国家資格を持っていましたので不動産会社の正社員という本業を持っていました。
しかし、子供の教育資金がかかり始める頃には朝と夜に訪問介護のバイトをしたり、休みの日にスーパーで試食販売をするバイトもしていました。
このバイトで得たお金は基本手をつけず、子供達のお祝いごとのプレゼント代としたり、学校から行かせてもらえる海外研修の費用にしたりと特別な出費のお金としていました。
そしてラッキーなことに子供達が高校にあがる頃には大阪の高校の授業料が無償化になり「橋本さん(当時の大阪府知事)ありがとう!」と心から思いました。
収入は出来る限り増やす。
節約ばかりでは心がカサカサになるのでたまの贅沢が出来るように若いうちはがんばりましょう。
若いときはいくらでも
働ける体力がありますからね
⑧家のスペースは貸し出す
子供達が大きくなり上の子は就職で家を出ていきました。
そうすると部屋が空くわけです。
そこを勤め先の会社の事務所として貸し出すことにしました。
これで家賃収入が手に入ります。
また駐車場も自分が利用していない間は駐車場シェアリングサービスのakippaに登録して貸し出しています。
使えるものは何でも使う。
どうすればお金になるか考えるとアイデアは湧いてくるものです。
お金になることには
敏感に対応していました
※駐車場の貸し出し記事をご参照ください。
このようにしてコツコツと貯金を積み上げ、57歳となった現在、老後資金も確保しつつ、2024年から始まる新NISAでも投資ができる元手(タネ銭)を手にすることができました。
私も全てがうまくいったわけではありません。
資産形成する上で失敗したこともその代表が貯蓄型保険でした。
そちらの記事はコチラです。
50代からの投資は戦略が必要
私は節約や不動産を利用してお金を増やしましたが、そんなことをしなくても数千万円の資産を築かれた方もいらっしゃると思います。
老後2千万円問題をクリアしたとはいえ、自分達が年金を受け取るころには社会はどうなっているかわからないと不安を抱えてたり、心配は尽きないものです。
あと数年後のことでも世の中何が起こるかわかりませんよね。
コロナなんて誰も予想してませんでした。
なので可能であればまだお金はこれからも増やしていきたいと思う方も多いのではと思います。
増やせるものなら
増やしたい♪
私もそうです(笑)
自分の老後資金は確保しつつ、まだ動かせる余裕のあるお金を使って資産運用はしていきましょう。
新NISAを必ず利用する
2024年から始まった新NISA.
本当はこの制度、もっと早く欲しかった(笑)
57歳からでは残された時間が
少ないし・・・
若干、しょんぼりしたとはいえ、今は人生100年時代です。
仕事を終えるリミットまでは短くなってきましたが、自分の余生はその先にもまだまだあるのです。
長生きリスクとかって
言われるよね
ところで、あなたは「寿命タイマー」ってご存じですか?
こちらはお遊びではなく、寿命に関する統計データから厳格に設計したものです。
あなたは残りどれくらい生きられるか知りたくありませんか?
生活に関する質問に答えていくだけで、あなたの残りの人生の時間がわかります。
100%信じられるものではないかもしれませんが、なんとなくの目安になります。
私は93歳まで生きられるようです(笑)
あと36年もあるね(笑)
健康に動ける健康寿命はその年齢からマイナス10歳くらいと言われています。
私の場合93歳から10歳引くと、83歳までが健康寿命です。
私が健康に動ける時間はまだあと26年あるということです。
投資は長期運等が鉄則ですが、長期は約15年を目安としています。
まだ十分増やす時間
ありますよね!?(笑)
また新NISAでインデックス投資をしておけば、年金だけでは足りないときに取崩し(インデックスの残高を少しずつ売却すること)をすることもできます。
こちらは「インデックス投資取崩しの4%ルール」を守れば資産を減らすことなく運用を続けられる方法です。
このような理由で私は57歳ですが、新NISAで毎月10万円のつみたて投資をスタートしています。
ただしきちんと
理解しなければ
いけないことがあります
資産配分(アセットアロケーション)を把握する
50代からの投資は資産配分(アセットアロケーション)がとても大切です。
自分の総資産の60%は現預金で置いておくことをおすすめします。
しかも生活防衛資金(備えるお金)と数年後必要なお金(備えるお金)を確保した上でです。
※「投資に回していいお金」のことを解説した記事はコチラです
私は総資産額の40%のお金を使って資産運用していきます。
つみたて投資の中身はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を毎月10万円ずつ積み立てていく予定です。
こちらの商品は名前のとおり全世界に幅広く分散させている商品となります。
よく比較されるeMAXIS Slim米国株式(S&P500)は米国の優秀な企業500社に投資する商品です。
全世界(通称オルカン)も6割が米国なので同じような動きをしてはいますが、米国だけでなくインドなどの発展も気になる方には全世界がお勧めですし、より分散させておく方が安心かなと思っています。
資産配分て大事なんだね
分散させることも
とても大事です
まとめ
50代からの投資は元手(タネ銭)が必要です。
かといって退職金を全部投資に回すとかは非常に危険なのでやめてください。
仕事を終えるリミットが近づいている50代(特に後半)は、もしも不況が来て資産が暴落したときの取返しがつきません。
若いときならば本業以外にもバイトをしたりして巻き返しすることもできたかもしれませんが、60代前後では難しくなります。
資産配分(アセットアロケーション)を確認して余裕資金を投資に回すようにしましょう。
2024年の新NISAを始めようと思っている方はまずは証券会社で口座を開設することがスタートです。
※お勧めの主要な証券会社の比較と特徴を解説した記事はコチラです。
50代でも投資はしっかり学べば恐くありません。
倹約家でコツコツお金を貯めてきた私がこれからもお金を増やす手段として新NISAを利用します。
これからもわかりやすく解説していくので一緒に学んで明るい未来を共に歩きましょう♪
私も新NISA
チャレンジしてみようかな♪
投資初心者さんは
少ない金額から始めて
資産運用に慣れていってね
にほんブログ村
にほんブログ村
コメント