令和を生きる人はインターネットを利用しない日はなくなったのではないでしょうか?
インターネットのサービスを利用する際には必ずアカウントを作ります。
そのサービスを利用するのが誰であるか登録する必要があるからです。
そしてアカウントには必ずID(名前)とパスワード(鍵)を登録します。
インターネット上のサービスを利用する際、自分のアカウントにログインをします。
そのIDとパスワードをあなたはどのように管理していますか?
IDとパスワードが多すぎて
何がなんだか
わからなくなってます
私はこのパスワード管理が甘かったばかりにサイバー詐欺に遭って大きな被害を被ってしまいました。
えっ!?
その被害対応をしていく過程で自分の今までのパスワード管理の甘さにめちゃくちゃ後悔しました。
子供には「お母さんのパスワード管理はザル」とののしられ・・・
自分だけはそんな被害に遭わないだろうという根拠のない勝手な思い込みをズタズタにされました・・・
ここで泣き寝入りしたら負けだと思い、必死に犯人と戦い、見事逮捕!
おお!すごい!
被害にあった金銭は全て補償で返してもらい、その上で自分のパスワード管理を強固にする必要性を学びました。
痛い思いをしたからこそ今後の人生に生かせられるのです。
今となってはあんな経験でもして良かったなと思えます。
だってもっと大きな被害に遭う確率大でしたから・・・。
そんな私の
パスワード管理方法を
お教えします。
記事の結論
- パスワードは自分で管理しない
- パスワード管理アプリを利用する
- パスワード管理アプリの種類を知る
- パスワード管理アプリはやっぱり有料版がおすすめ
パスワードは自分で管理しない
あなたはパスワードをどのように管理していますか?
- 紙に書いている
- スマホのメモに入れている
- 写メで保存している
上記の方は残念ながら×印です。
え~~~!?
パスワードが盗まれる一番の原因は本人の人為的ミスなのです。
原因の多くは「フィッシング」や「ショルダーハッキング(盗み見)」です。
私もフィッシングサイトに
引っかかりました
※パスワードが盗まれる原因についての記事はコチラです。
でも自分で管理しないって
どういうこと?
パスワード管理アプリに
任せるってことだよ
パスワード管理アプリって必要?
インターネットが普及して、ネット上のサービスやSNSを使う機会が増えています。
ログインIDとパスワードが求められる場面も増え、その都度新しいIDとパスワードを作らなければなりません。
面倒だからとどのサービスにも同じIDとパスワードを使っていたら要注意です!
パスワードの使いまわしは、ひとつのパスワードが盗まれた際に、芋づる式で様々なアカウントで悪用される危険があります。
私はこれでLINE、メルカリ、
Yahooなど色々なサービスを
悪用されました
ログインIDとパスワードをきちんと管理することはセキュリティ上とても重要であり、管理を怠ると私のように恐ろしい詐欺被害に遭う可能性が高くなります。
パスワード管理アプリはWebサイトやSNSのURLを判別し、記憶しているIDとパスワードの候補を表示します。
つまり偽サイトでは
パスワードが出てこないって
ことなんだね
そう!
だから正しいサイトにだけ
自動でログインできるので
安全なんです
パスワード管理アプリが覚えておいてくれるので、IDやパスワードをどこかに記録したり忘れる心配がありません。
セキュリティの面からもパスワード管理アプリは重要です。
パスワードをメモした紙を紛失したり、個人情報やビジネス上の機密情報が漏洩するというリスクを防止できます。
私はシムスワップ詐欺に遭ったときは
「ネットから遠ざかりたい」と思いましたが、
やはりこの便利さを知ってしまったらネットのない生活には戻れませんでした。
原子生活に戻れないのと同じです。
さまざまなサービスがIT化する現代において、パスワード管理アプリを活用した安全なID・パスワードの管理は、個人・法人を問わず必要不可欠なのです。
今の時代だから必要なんだね~
スマホやパソコンを使わない
生活にはもう戻れないからね
パスワード管理アプリを選ぶポイント
今の時代には必要不可欠となってきたパスワード管理アプリ。
選ぶポイントを解説します。
パスワード管理アプリを選ぶポイント
- セキュリティレベル・安全性の高さ
- 対応しているOSやデバイス
- パスワードの登録数
- 利用料は無料か有料か
セキュリティレベル・安全性の高さ
パスワード管理アプリを選ぶ際には、セキュリティ性が高い製品を選びましょう。
何より安全性が大切です
例えば、二要素認証機能があれば、ログイン時にSMSや認証アプリでの追加認証を要するため、よりセキュリティを強化できます。
また一定の時間アプリが作動していなければ自動でロックする機能があると安心ですね。
現在もっとも強固とされている暗号化技術「AES-256」の機能がついているものがおすすめです。
※暗号化技術「AES-256」についての記事はコチラです。
対応しているOSやデバイス
パスワード管理アプリの中には、iOSやAndroidなど利用可能なOSや端末が限られていたり、WindowsやmacOSなどのパソコンOSにのみ対応していたりする場合があります。
パソコンとスマホ、両方で使いたいのにデータ同期が出来ないため、新しいパスワードを追加・変更した際に反映されずデータの一貫性が損なわれたりします。
同期してくれるのは大事だよね
自宅や外出先からスムーズにアクセスできるように、対応するデバイスやOSは必ずチェックしましょう。
スマホの機種変更でデータを引き継げたり、パソコンやタブレットも同じ環境で使える方がいいですね。
自分とは異なるデバイスを使っている家族と共有したいときも便利です。
WindowsのパソコンとiPhone、
Macのパソコンとアンドロイド
でも使えると便利です
パスワードの登録数
アプリによって管理できるパスワードの数は異なるので、必要な数が確保されているか必ず確認するようにしましょう。
特に無料のアプリの場合、管理できるパスワード数が限られていることが多いです。
登録可能なパスワード数が多いほど、すべてのサービスにおいて強力なパスワードを生成し保存できるためセキュリティ性や利便性が向上します。
有料・無料よりも、必要な機能が備わっているかどうかを重視してアプリを選びましょう。
数えてみると登録しなきゃいけない
パスワードの数って結構あるね
利用料は無料か有料か
パスワード管理アプリの料金形態は、無料と有料があります。
無料のパスワード管理アプリはコストを抑えて利用できるものの、有料版と比較すると暗号化の強度などセキュリティ性に劣る場合があります。
また無料のパスワード管理アプリには、広告が表示されるものもあります。
このような広告はユーザーの個人情報が収集され、興味や関心にもとづいて表示されます。
ですのでプライバシーを重視する場合は有料版を検討する方が良いです。
あの広告って
びっくりするくらい
興味あるのが出てくるよね
なお、有料版でも無料のお試し期間が設けられているものもありますので、実際に利用し操作性を確かめてみてから決めるのも良いでしょう。
まずはお試ししてみるのが
おすすめです
人気のパスワード管理アプリ
ここからは人気のパスワード管理アプリをご紹介します。
1Password(ワンパスワード)
1Passwordのおすすめポイント
- 世界で10万社以上の企業に利用されている、安心の老舗パスワード管理ツール
- 強固なセキュリティに定評がある
- パスワードだけでなくクレジットカードや銀行口座、文書なども保護・共有ができる
- パスワードはサイトのURLと連携させるので、フィッシング詐欺の防止にもなる
- りべ大の両学長もおすすめ
「1Password」は、IBM・Slack・UNDER ARMOURなど大手を含む10万社以上の企業で利用実績がある定番のパスワード管理ツールです。
マスターパスワードと呼ばれる一つのパスワードで、さまざまなサービスのアカウントにアクセスできます。
マスターパスワードは生体認証も利用可能なため、万が一パスワードを忘れてしまったときにも安心です。
また、暗号化にはAES-256方式が採用されており、新規デバイスからのアクセスでは解読するために必要なデータが複数必要など、強固なセキュリティに定評があります。
このように高いセキュリティと、世界の一流企業が利用している安心感が1Passwordの魅力といえます。
更にお勧めなのが、IDとパスワードのようなデータだけでなく、クレジットカード、個人情報、サーバー管理用の情報、銀行口座など、さまざまなデータをわかりやすく登録、管理できるようになっています。
またパスワードは各種サイトのURLとマッチングさせて記憶するので、サイトのURLを似せてくるフィッシング詐欺の防止にもなります。
1Passwordは有料ですが、コストパフォーマンスも良く、特に家族向けプランは手頃な価格です。
更に最近ではりべ大の両学長がお勧めしているのでより人気が上がっています。
IT関連に精通しておられ、経済的自由を達成されている両学長も愛用している1Password。
リスクなしの14日間トライアルで1Passwordの全機能を試し、ニーズに合っているか検討するのがおすすめです。
私は1Passwordを利用しています
※私が1Passwordを選んだ理由はこちらの記事で解説しています。
Trend Microパスワードマネージャー
Trend Microマネージャーのおすすめポイント
- 最高レベルの暗号化方式であるAES25bitでパスワードを保護してくれるので、安全性が高い
- ダークウェブモニタリング機能搭載
- パスワードチェッカーを導入し、パスワードの強度や使い回しをチェックしてくれる
「Trend Microパスワードマネージャー」はウイルス対策ソフトで有名な、トレンドマイクロ社が提供するID管理アプリです。
記憶しているパスワードは最も堅固と言われるAES25bitで暗号化してくれるので、安全性の高さが特徴といえるでしょう。
管理情報がダークウェブに流出していないか監視するダークウェブモニタリング機能を搭載しています。
もし流出したり不正に利用されたりした場合は、警告してくれるだけでなく、電話やメールで対処法をアドバイスしてもらえます。
そのため不正ログインや闇サイトなどでの被害を防げる可能性が高まるでしょう。
また「Trend Microパスワードマネージャー」では情報の漏洩を事前に防ぐ仕組みとして、パスワードチェッカーを導入しています。
登録されているパスワードの強度や使いまわしをチェックし、安全性の高いパスワードを生成してくれます。
このようにセキュリティ面での取り組みが高いことも、パスワードマネージャーの特徴といえるでしょう。
なおパスワード登録数は、パソコン版とスマートフォン版で異なります。
Windows・Mac版ではパスワードを5つまで無料で利用でき、スマートフォン版では登録数無制限プランを30日間お試し可能です。
True Key
True Keyのおすすめポイント
- パスワードは安全に保管
- 2段階認証・多要素認証に対応
- アプリ起動時・Webサイト閲覧時に自動入力
- 無料版で15個までのログイン情報を保存
「True Key」は、ウイルス対策ソフトで有名なMcAfee製のパスワードマネージャーで、無料版と有料版があります。
多要素認証を標準搭載しAES-256方式の強固な暗号化によってパスワードを保護します。
認証方法は、ID・パスワードか顔認証、または2段階認証から選択可能です。
ウォレット機能ではパスワードだけでなく、クレジットカードやID、パスポート番号などの情報も保存できます。
料金プランは15個のパスワードを登録できる無料版と、パスワード登録数無制限のプレミアム版の2種類です。
Microsoft Authenticator
Microsoft Authenticatorのおすすめポイント
- Microsoftの運営するアプリなので、使いやすく安心感がある
- 2要素認証やワンタイムパスワードが利用できるので、安全性を高められる
- Microsoft以外のアカウントも追加が出来て、しかも無料で利用できる
「Microsoft Authenticator」はマイクロソフト社が提供するスマホ・タブレット専用のパスワード管理ツールです。
iOSやAndroidから簡単にアプリをダウンロードできるので、誰でも使いやすいです。
マイクロソフト製品と連携して、指紋認証や顔認証といったスマホの認証機能でアカウントにサインインできます。
「Microsoft Authenticator」の大きな特徴は、使い勝手の良さに加えて、無料で利用できる点です。
費用を抑えて初めてパスワード管理ツールを利用したい方には、おすすめのアプリといえます。
アカウントの資格情報と関連する設定をクラウドでバックアップしているため、ロックアウトを避けられ、アカウントを作り直す手間をはぶけます。
また、バックアップを取ることができるので、機種変更の際にもそのまま引き継ぐことができます。
ただし、セキュリティ面は他のアプリに比べると弱い傾向にあります。
まとめ
インターネットを利用しない日はない現代。
パスワード管理アプリは必須です。
パスワード管理を甘く考えていると私のようにサイバー詐欺に遭い、本当にひどい目にあいます。
苦い経験をしたからこそパスワード管理の大切さを学びました。
「パスワード管理アプリなんて大げさだよな」と思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、実際に被害にあったときは必ず後悔します。
ぜひ、これを機会にパスワード管理について真剣に考えてみていただけると嬉しいです。
憎っくきサイバー詐欺の
被害撲滅だ~
私のサイバー詐欺被害の
話はコチラです
非常に恐い経験をしましたので
ぜひ読んでみてくださいね
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