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ゆらぎママ
30代で離婚し、再スタート。
それでも50代で資産5000万円を築いたシングルマザーです。

振り返れば、不安と孤独の中でのスタートでした。
子供を育てる中で、お金に関する知識や工夫が、私たち親子の未来を切り開く鍵となったのです。
そして今、20代の娘が新たな人生の選択をしようとしています。
母として、先輩シングルマザーとして、彼女が自立した明るい未来を描けるようサポートしたい。
そんな思いから、このブログを通じて、私が経験したこと、学んだことをシングルマザーの皆さんと共有したいと思っております。

バニシングツイン|選択的シングルマザー、妊娠9週目のリアル

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「妊娠しています、しかも双子です」——


病院でそう告げられたとき、娘と私は驚きと同時に、静かな喜びに包まれました。

娘は28歳。

選択的シングルマザーとして、自らの意思で妊娠を望み、準備を重ねてきました。

私(母)は58歳。

セミリタイア生活に踏み出す予定で、これから娘と一緒に赤ちゃんを迎える準備をしています。

けれど妊娠9週目で、私たちは一つの命を見送る経験をしました。

この記事では、選択的シングルマザーとして妊娠した娘が、双子を授かったことをきっかけに感じたこと、私たち母娘のこれからの暮らしについて、正直な気持ちを綴ります。

この記事では、私たちがなぜ選択的シングルマザーという生き方を選び、どんな思いで子どもを迎えようとしていたのかを綴ります。

ゆらぎママ

私たちも手さぐりで
進んでいるところです


目次

選択的シングルマザーとしての妊活の道のり

「自分の人生に子どもを迎えたい」


これは娘が10代の頃からずっと温めていた想いです。

実際に19歳で婚活を始めました。

マッチングアプリで出会った男性何人かとデートをしたようです。

しかし残念ながら結婚に至るまでの男性には巡り合えず。

ゆらぎママ

当時はなぜそんなに
結婚を急ぐのか?
不思議でしか
ありませんでした

今思えば、そのときから娘は”赤ちゃんが欲しい”という理由で結婚を望んでいたのだなと理解できます。

でも…結婚てそれだけのものではない。

一度離婚した私に言われたくないでしょうが、それでは中々うまくはいかなかったでしょう。

結婚しないで、子どもを持つという選択

「いつかは結婚して、子どもを育てるのが自然な流れ」
そんなふうに、私たち親世代は思っていると思います。

けれど、娘は年齢を重ねていくうちに、「本当に私は結婚したいのか?」「本当に子育ては夫婦でないとできないのか?」と、自分自身に問いかける時間が増えていきました。

最終的に娘が出した結論は、
「結婚ではなく、自分ひとりで子どもを持つ」という選択

それは決して軽い気持ちではありませんでしたし、社会の常識や周囲の声との葛藤の始まりでした。


ひとりで子どもを持つという選択肢があると知ったとき

ある日、娘がネットで見かけた「選択的シングルマザー」という言葉。


それが、娘の人生を変えるきっかけになりました。

人工授精や精子提供といった方法で、ひとりでも妊娠・出産を目指す女性がいる——。


初めて知ったときは、驚きと同時に、深く納得する気持ちがあったそうです。

「私も、こんな道が選べるんだ」

そこから、医療機関の情報収集や相談、そして実際の妊活へと進んでいく決意が固まっていきました。


親(私)の反応は?

「結婚せずに子どもを持ちたい」と娘から打ち明けられたときには、私は猛反対をしてしまいました。

私の中にそのような選択肢がなかったから受け入れられなかったのです。

自分は結婚に失敗しているくせに、娘には結婚をして幸せになってほしい。

ゆらぎママ

親とは勝手な
ものですね(苦笑)

何度も何度も話し合いをして、お互いに泣き叫ぶこともありました。

しかし、段々と私の気持ちが変わっていったのです。
よく考えれば、「娘らしい」

いつの間にか「応援するよ」と温かい言葉をかけている自分がいました。

ゆらぎママ

なぜ気持ちが変わったのか?
と聞かれれば、それはやはり
自分が母親だからだと思います

親(私)から見た選択的シングルマザーの考え方

選択的シングルマザーという生き方は、まだまだ日本では珍しいかもしれません。
でも、「普通」「一般的」とされる生き方だけが正解ではないはずです。

私自身、子どもたちが6歳と3歳のときに離婚をしました。

それからシングルマザーとして子どもを育ててきました。

その姿を見ていた娘がシングルマザーになる決意をしたというのは、私の歩んできた人生が娘にとって不幸な道に見えていなかったということです。

「うちの家はお母さん一人しかいなかったけれど明るくて楽しい家で寂しくなかった」

そんな風に言われたときに、もう私には反対する言葉が出ませんでした。

結婚をして離婚をしてもシングルマザー。

結婚をせずに一人で産んでもシングルマザー。

要はどのような家族の形であっても、”子どもが幸せと思う家庭”を築いてあげればいいのだと。

そのために私は娘と赤ちゃんの力になりたいと強く思いました。

すると不思議なもので、「これから20年は頑張らなきゃね!」と生きる活力が沸いてきました。

老後を子育ての時間に充てられるなんて逆に幸せなんじゃない!?」とさえ思うことも。

ゆらぎママ

子どもの成長を
間近で見られるなんて
ありがたいことです

私たちが選んだのは、“パートナーに縛られず、自分の責任で子どもを迎え入れる”という選択。

その道のりは、簡単でも楽でもありません。
でも、自分で選んだという誇りと覚悟があります。


妊娠9週目のリアル

現在、娘は妊娠9週目に入りました。

妊娠発覚からこれまでハラハラドキドキの毎日です。

妊娠5週目でコロナ

特に心配だったのは、妊娠5週目のときにコロナにかかってしまったことです。

娘にとっては初めてのコロナだったので症状もひどく熱も高温。

妊娠初期に38度以上の熱が長く続くと危険ということだったのでカロナールを我慢できないときだけ飲んでやりすごしました。

しかし、そのときに大量の出血があったのです。

「あぁ、もうダメかもしれない」と母娘で肩を落としました。

それでも娘は高熱と戦い、薬はできるだけ我慢して耐えました。

妊娠6週目で心音確認

コロナ発症5日目でようやく熱が下がりました。

丁度検診日でもあったので病院に行き、確認してもらったところ、赤ちゃんの心音が確認できたのです。

あの高熱の中で、赤ちゃんの心臓が作られていたのかと思うとなんともいえない感動がありました。

そのときは心音は1つ。

私たちは一人の赤ちゃんを授かったのだと思っていました。

それから止血剤を飲んで妊娠は継続されていますが、出血は今も続いています。

妊娠8週目で双子発覚

そのまま安静第一で過ごしていましたが、なんと妊娠8週目でもう一つの心音が確認されました!

双子だったことを知り驚きと喜びをかみしめました。

しかし、後から見つかった赤ちゃんの成長が少し遅れていました。

「大丈夫かな?」と心配しつつも双子ちゃんを迎える準備に思いを巡らせていました。

双子のことを調べ始めると、私も本当にがっつり育児だな~と少々の不安も感じましたが、それでもやっぱり嬉しいものです。

妊娠9週目にバニシングツイン

しかし、妊娠9週目に入った今、小さい方の赤ちゃんの姿が消えてしまいました。

バニシングツインという現象です。

要は一人が流産してしまったということです。

(この時期の流産は染色体異常だったのだろうということで終わらされてしまいますが、やはり一度でも心音を聞いた後だととても悲しく寂しいものです。)

バニシングツインの場合、亡くなってしまった赤ちゃんはそのまま母体に吸収されてしまうそうです。

もう一人の赤ちゃんには影響はないとのことなのですが、両方の胎嚢が近くにあるため、もしかしたらもう一人の赤ちゃんも引っ張られて一緒に流れてしまう可能性もあると言われました。

とにかく安静第一。

妊娠9週目の壁という言葉もあるように今はどうかどうか生き残った赤ちゃんが無事に成長してくれることを祈るのみです。


妊娠で気をつけていること

今は週に1回のペースで通院し、胎児の状態を丁寧に見守っています。

とにかく赤ちゃんが元気で育っているか、週に1度の検診で安全を確かめては胸をなでおろしているという感じです。


栄養面ではタンパク質を多めに、脂肪分を減らしてバランスの良い食事を作るようにしています。

それと、十分な水分と休息も欠かせません。

娘はイラストレーターなので、これまでは深夜に仕事をしていましたが、夜0時には寝て朝起きる生活に戻してします。

看護師の友人に聞いた話。

「夜勤など夜起きている生活スタイルだと、赤ちゃんが夜泣きする確率多いよ。お腹の中でもママが起きている時間がわかるんだろうね」って。

ゆらぎママ

本当かな?(笑)

この話の真実はわかりませんが、とりあえず夜は寝るように生活スタイルは変えています。

また、娘の気持ちの変化にも寄り添うようにしています。


「本当に育てられるのか」「体力的にやっていけるのか」——

そんな不安に揺れる日もあります。

でもそのたびに、私たちは一緒に考え、「なんとかなるだろう」と励まし合っています。


今後の暮らしと子育ての見通し

私たち母娘には、合わせて1億円の資産があります。
このお金を運用しながら、無理のないセミリタイア生活を送りつつ、赤ちゃんを迎える準備を進めています。

娘が働きすぎず、心と体に余裕を持って子育てできるように——


そして私自身も「おばあちゃん」として、これまでの人生経験を活かしながら暮らしを支えていきたいと思っています。

でも、本当はおばあちゃんというよりも”もう一人の親”という気持ちが強いのです。

ゆらぎママ

でしゃばり過ぎないように(笑)
でもサポートはする!と
心に誓っています


まとめ|この選択をしてよかったと思える未来へ

妊娠の知らせを受けたあの日から、生活は少しずつ変化しています。


それでも、今この瞬間を愛おしく、大切に思えるのは「自分たちらしい選択」をしてきたからだと感じています。

これから赤ちゃんが生まれ、母娘ふたりのチームが3人になる日がやってきます。

選択的シングルマザーになるという決意は、単に「ひとりで育てる」という覚悟以上に、命を迎え入れる責任と真剣に向き合う覚悟でもあります。

望んだ命がすべてうまくいくわけではない。


でもだからこそ、今生きている命を、できる限りの愛情と誠意で迎えたい。
そう強く思います。

これからも、選んだ生き方を大切にしながら、
日々の暮らしや妊娠・出産・育児のリアル、そして資産運用やセミリタイア生活について、
このブログで発信していきたいと思います。

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