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ゆらぎママ
30代で離婚し、再スタート。
それでも50代で資産5000万円を築いたシングルマザーです。

振り返れば、不安と孤独の中でのスタートでした。
子供を育てる中で、お金に関する知識や工夫が、私たち親子の未来を切り開く鍵となったのです。
そして今、20代の娘が新たな人生の選択をしようとしています。
母として、先輩シングルマザーとして、彼女が自立した明るい未来を描けるようサポートしたい。
そんな思いから、このブログを通じて、私が経験したこと、学んだことをシングルマザーの皆さんと共有したいと思っております。

選択的シングルマザーを選んだ娘を、母として応援しようと決めた理由

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娘から「結婚はせず、ひとりで子どもを産んで育てる選択的シングルマザーになりたい」と告げられたとき、
私はただただ驚きと戸惑いの中にいました。

「娘が未婚のまま出産する?」


「意味が分からない」

「何をこの子はいってるの?」


そんな戸惑いを抱えました。

母として娘に赤ちゃんを産んでほしい気持ちはある。

でも、結婚をしないってことは支えてくれる旦那さんがいないってこと。

ものすごい心配が襲ってきました。


それは親としての愛があるからこそ、簡単には割り切れない感情でした。

ゆらぎママ

それでも今、
私はこの選択をした
娘を心から応援しています


なぜ気持ちが変わったのか──
この記事では、娘の決断を受け止めるまでの私自身の気持ちの変化を綴ります。

ゆらぎママ

もしも娘さんのことで
同じように悩んでいる親御さん
ご両親に相談できずに悩んでる
娘さんの何かのヒントに
なれば嬉しいです

ゆらぎママ

先にお伝えしておきますが
うちのムスメはかなり
頑固で変わりものです(笑)

ムスメ

しっかりちゃっかり
してるムスメです

目次

娘からの「私、シングルマザーとして生きていく」の告白に、私はどう向き合ったか

ムスメ

私、結婚はせずに
子どもを産みたいと
思ってるねん


娘のそんな言葉を初めて聞いたとき、私は一瞬、耳を疑いました。

ゆらぎママ

え?
ちょっと何いってるか
わかんないです

誰か好きな人がいるのか、それとも何かあって妊娠してしまってるのか?

そういった想定内のシナリオを急いで探そうとする自分がいました。


けれど、娘はケロリとした表情で

「私は、結婚をせずにひとりで産んで育てるつもり。ずっと前から考えていた。もう覚悟はできてる」

正直、何をどう返せばいいのか、頭の中が真っ白になりました。
同時に、心の奥ではいろんな感情がごちゃ混ぜになって湧き上がってきました。

ゆらぎママ

冗談なのか?
まさか本気で言ってるとは
思えませんでした


「応援したい気持ち」と「正直な不安」

娘の人生は娘のもの。
それは分かっているつもりでした。


でも、「未婚で出産して育てる」という現実は、想像以上にショックでした。

ムスメ

とりあえず
怒鳴られたわ

・本当に一人で育てていけるの?
・経済的に困らない?
・何かあったとき、誰が支えるの?
・子どもが大きくなったとき、どういうの?

そんな不安が、親としての私を覆っていました。
きっとそれは、娘を信じていないからではなく、大切だからこそ浮かぶ心配だったのだと思います。

ムスメ

そんなんやってみな
わからへんやん

ゆらぎママ

なんという
無責任な!

子どもを一人で産んで育てる大変さを本当にわかっているのだろうか?

でも「産みたい」と言えるまでに、どれだけ悩み、覚悟を積み重ねたんだろう。

その気持ちを否定するようなことは、言いたくなかったのですが・・・

私自身にそんな余裕もなくただただ猛反対するだけでした。

ムスメ

めっちゃ怒られたわ

ゆらぎママ

そらふつうは
怒るで


親としての「受け止める覚悟」が試された瞬間

親って、つい「子どもの幸せ」を願いながらも、
無意識に「自分が安心できる未来」を期待してしまうんですよね。

ゆらぎママ

その幸せは誰のもの?

結婚して、安定した家庭を築いて――


そういう「正解」のようなものを、無意識に願っていた自分に気づきました。

でも、時代も価値観も変わっています。
「幸せのかたち」はひとつではない。
頭では分かっていても、いざ自分の娘が“その枠の外”を選ぼうとしている。

ゆらぎママ

私は本当に驚き
戸惑っていました

ムスメ

でも私はお母さんを
論破できる確信が
あってん


「うちの娘、どんなことでも言い出したことは絶対やる子やん」

ゆらぎママ

毎回私は娘に
口で負けます

なぜすぐに賛成できなかったのか|母親としての葛藤

娘から「ひとりで子どもを産んで育てたい」と聞いたあの日。
私は、その場で「応援する」と言うことができず、猛反対して怒鳴ってしまいました。

娘の気持ちは全くもって理解できない。


なので、その選択を受け入れるには、私自身の中にある多くの葛藤と向き合う必要があったのです。

ムスメ

お母さん
常識人やからな


「普通じゃない選択」への戸惑い

私が若かったころ、「家庭とは夫婦がいて、子どもがいて、親戚づきあいがあって……」という形が「当たり前」でした。
そんな固定観念の中でずっと生きてきた私にとって、娘の選択は、言葉にはしづらい「違和感」を伴うものでした。

もちろん、今の時代はさまざまな家族のかたちがあることも知っています。

しかも、私自身が子どもがまだ小さいときに離婚をしてシングルマザーになっています。
それでも、自分の娘がその枠の外側を生きようとしている。
それを実感したとき、私は自分でも驚くほど心が揺れました。

ゆらぎママ

自分のことは
棚にあげていました


将来への心配が押し寄せてきた

経済的なこと、社会の目、子どもの気持ち、娘の老後――
目の前の娘の決断よりも、その先にあるリスクばかりが次々と浮かんできました。

「将来、子どもがお父さんがいないのはなぜ?と聞いたらどうするんだろう」
「お金はどうするの?」
「娘に何かあったら私が子どもを育てるの?」

「周りの人になんて言えばいいんだろう」

そんなことを考え始めたらきりがなく、「わざわざそんなややこしい道を選ばなくてもいいじゃない」と思いました。

ムスメ

なんで悪いことしか
浮かんでこないんやろね


ゆらぎママ

良いことなんか
ちっとも思い浮かばん
かったわ

「親としての愛」が試された

でも、その感情の根底にあったのは、「娘に幸せでいてほしい」という思いだったのだと思います。

私は親として、娘を応援したい気持ちと、
親としての責任感のあいだで、強く揺さぶられていたのだと思います。

「無責任じゃない?」と責めたくなる気持ち
「でもこの子なら大丈夫なのかも」と信じたい気持ち
その両方が、私の中でずっと揺れていました。


親である自分の感情と、子どもを信じるというスタンス。

ゆらぎママ

そのバランスを取ることが
こんなにも難しいとは
思っていませんでした


でも、ある出来事がきっかけで、私は少しずつ応援する母としての気持ちを固めていくことになります。

私の気持ちが変わった瞬間|娘の言葉と覚悟

迷いながらも、私は娘と何度も話を重ねました。
正直に言えば、話し合いというよりも、最初は「確認」や「質問」の連続でした。

「一人で本当に育てていけるの?」
「お金はどうするの?」
「子どもにお父さんのことを聞かれたら?」

娘はその一つひとつに、感情的になることなく、淡々と、でも真剣に答えていきました。
その姿に私は徐々に、娘ではなく、一人の大人として見はじめていたのかもしれません。

ゆらぎママ

子どもはいつの間にか
大人になっているのに
親はいつまでも
子ども扱いしています


ムスメ

お母さんは今でも私のこと
保育所のときの
イメージで見てるって
いうもんな〜(笑)

ゆらぎママ

一番印象に
残ってる時代で
頭が止まってるんよ

■ 心に残った、娘の言葉

特に心に残っているのは、娘が言った一言でした。

「私はお母さんに育てられたけど、1人親でも寂しくなかった。

シングルマザーでもやっていけるとお母さんを見て思った。

この子の生まれ方は普通ではないのかもしれない。

父親もいなくて一人で育てるのは、簡単なことじゃないって分かってる。
でも、お母さんがそばにいてくれれば育てていけると思った。
何があっても、この子と私たちは幸せになれると思った。」

その時の娘の目には、迷いはなく強い意志がありました。

ムスメ

こんなことを
言えるようになるまで
私も色々考えてたもん

「この子は、本気なんだ。

ある意味、私の背中を見て育ったからこその選択なんだ。

私が育てた結果なんだ。
それなら、私はこの子の母として、シングルマザーの先輩として何ができるかを考え直そう。」


ゆらぎママ

私自身のこととして
受け止め始めたのも
ここからです

■ 娘の背中を見て、自分の過去を思い出した

その後、私はふと、自分自身が若くして母になったときのことを思い出しました。
決して万全の準備があったわけではない。
むしろ、世の中の常識の流れに身を任せるように母親になったという方が正しかったかもしれません。

ゆらぎママ

24歳になったとき
親にそろそろ結婚しなさい
結婚したなら子どもを
産みなさいと
そんな流れに
身を任せただけなんです

ムスメ

親のいうことを
よく聞くんやね
私とは大違いやわ

でも、そんな頼りない私も、母になってから子どもを育てながら、少しずつ母親になっていったのです。

「最初から完璧じゃなくてもいい。
少しずつ、子どもと一緒に育っていけばいい。」

そのことを思い出せたことが、私にとってとても大きな気づきでした。

ゆらぎママ

私自身が母親として
全く完璧ではなく
少しずつ母親にならせて
もらったのです


■ 変わったのは、娘だけじゃない

娘は自分の未来と、これから生まれてくる子どもの命に、きちんと向き合おうとしていました。
そして私もまた、「母としての立場」から、「祖母としてのスタート地点」へと立ち位置を少しずつ変えていったのだと思います。

「親になる」とは、「命に責任を持つこと」。


その覚悟が娘に芽生えたように、
「親を支える親になる」という新しい覚悟が、私にも芽生えはじめていました。

ゆらぎママ

私自身がシングルマザーに
なったとき、自分の母親に
どれだけお世話になったことか

その恩を今度は次の世代に
返す番だと思いました

「応援する母」として私ができること

娘の「産みたい、育てたい」という覚悟を感じたとき、
私の中にも「じゃあ私は何ができるだろう?」という問いが生まれました。

親としての心配は、これからも尽きることはないと思います。
でも、心配ばかりをぶつけていては、娘の背中を押すことはできません。

私は、自分ができるサポートを一つずつ考え、実践していくことにしました。

ムスメ

母さすが!


■ そばにいるということの意味

まず私が意識したのは、「物理的にそばにいること」です。

ムスメ

ずっと2人暮らし
してるしね


仕事や家庭の事情で距離的に支援が難しいご家庭もあると思いますが、私たちの場合は、これからもずっと一緒に暮らすことができます。

娘の心の支えになること、必要なときに手を差し伸べられること


それだけでも、娘にとっては大きな安心につながると感じたのです。

ムスメ

私、運転でけへんし
助かるわ〜

「ひとりじゃない。何かあれば、すぐに頼れる人がいる。」

この感覚があるのは何よりの支えになると思いました。


■ 「口出し」と「応援」の境界線

とはいえ、私も長年「母親」をやってきた身。
つい口を出したくなることもあります。

ムスメ

一番心配なのは
お母さんが子どもの
お母さんになろうと
せえへんかってこと

ゆらぎママ

もう自分の子どもの
感覚・・・
あかん、あかん(笑)

「祖母」として寄り添う立場に立つと決めた今、
娘の育児方針や決断を尊重することの大切さも、強く意識するようになりました。

「やり方が違っても、それがこの子の選んだ道なんだ」
「私は助け船であって、舵を握る人ではない

そんなふうに、自分の役割を一歩引いて考えるようにしています。

ムスメ

絶対、舵は
握らせへんで

ゆらぎママ

ガッテン
承知の介!


■ 経済面・暮らし面でも支える準備を

子育てには、お金も手間も時間もかかります。
その現実から目をそらさず、私も自分の老後の生活と並行して、
「孫を迎える暮らし」を想定した資金計画を立て直しはじめました。

ムスメ

お母さんは昔から
お金に強いもんね

ゆらぎママ

ムスメも家計簿つけて
しっかりやってます

娘はフリーランス。

収入は良くも悪くも安定はしていません。

その辺の不安を取り除くため、全部を背負わせるのではなく、
私にできる範囲で支えることで、娘が安心して子育てに集中できる環境を整えたいと思ったのです。

ゆらぎママ

お金に関する
計画性はある親子です


■ 応援は、押しつけではなく“信じること”

最終的に、私がたどり着いた結論はとてもシンプルでした。

「私は、娘とその子どもの味方でいよう」
「どんな未来でも、この子が“選んでよかった”と思えるように支えよう」

応援とは、過干渉でも、指導でもなく、
信じて見守ることだと、今は思っています。

ゆらぎママ

なにがあろうと家族は守る!
やはり私も母親なんだなと
実感します


ムスメ

お母さんてすごいよね
私もそうなるんかな

家族の形はひとつじゃない|新しい命とともに歩む未来

かつて私は、「家族とは男女が結婚して、子どもを産んで、親戚に囲まれて暮らすもの」だと思っていました。
それが“普通”であり、“幸せ”のかたちだと。

でも今、娘の選択と向き合い、そして孫を迎える準備を進める中で、私ははっきりと気づきました。

家族の形に「正解」なんて、ひとつもない。


ムスメ

うちらはうちらの
形で家族を作ればいいと
思うねん

ゆらぎママ

母娘➕赤ちゃん

いいんちゃう?

■ 血のつながりだけが家族じゃない

娘とこれから生まれてくる赤ちゃんは、社会の中では「母子家庭」と呼ばれます。
けれど、私たちにとっては「家族そのもの」です。

そこに「お父さんがいる・いない」は関係なく、
命を育て、支え合い、愛情を注ぎ合っていく関係があれば、それで十分。

むしろ、何があっても一緒に育てていくという覚悟を持った小さなチームのようなものかもしれません。

ムスメ

親子三世代の
チームやね


■ 世代を超えて、つながる“育ち合い”

娘が母になり、私が祖母になる。
不思議なことに、そうして「新しい命」と向き合う時間の中で、
私自身もまた、もう一度親として育て直されているような感覚があります。

子どもが親を育てるように、
孫が祖母をも育ててくれる。

そんな循環が、家族にはあるのかもしれません。

ゆらぎママ

今度は
私が祖母として
育ててもらえるのです


ムスメ

18年後はお母さんが
孫に背負われてるかも
しれへんで

■ 新しい人生が始まるという希望

娘と赤ちゃんの人生は、これからがスタートです。
きっと、楽しいこともあれば、泣きたくなる日もある。
でもそのすべてが、私たちにとってかけがえのない経験になると信じています。

ムスメ

お母さん
最近はもう一回
子育てできること
喜んでるやん

ゆらぎママ

私の年的に
介護するより子育てする方が
ワクワク感が大きいねんもん

私はこれから、祖母として、娘の人生の伴走者として、
そして何より、「自分自身の人生をもう一度大切に生きる人間」として――

新しい家族の形と、共に歩んでいきたい。

今は、そう心から思っています。

ゆらぎママ

今はこれからの未来が
楽しみでしかありません

まとめ

娘から「選択的シングルマザーとして生きる」という告白を受けたことで、「親としての覚悟」がもう一度、育ち直す時間だったように思います。

  • 娘から告げられた「選択的シングルマザーになる」という決断に、私は最初、戸惑いと不安でいっぱいでした。
  • しかし、娘の言葉や行動から覚悟を感じ、私の中でも「応援する親でありたい」という気持ちが芽生えていきました。
  • 私自身が親として持っていた常識や安心のかたちを手放し、娘の生き方を信じるという、新たな覚悟を持つことになりました。
  • これからは「祖母」として、そして「家族の伴走者」として、娘とその子の未来に寄り添っていきたいと思います。

家族の形はひとつじゃない。
大切なのは、愛と覚悟でつながっていること。
そんなシンプルだけど強い想いを、これからも大切にしていきたいと思います。

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